リハビリにかける想い イタリアからの帰る飛行機の中で 長文独白

2018年10月11日
リハビリにかける想い  イタリアからの帰る飛行機の中で   長文独白
帰りの機内で 2015年3月20日→ 変更2018年5月20日マニラ行き機内で →2018年10月11日高山に戻る車中で



自分自身の学習パターンを客観的に観察し、さらに観察結果を評価コメントしてもらうことが必要と思う。

外部評価は、主観的評価を外部にみてもらうことと、学会や勉強会での発言についての評価をしてもらえば良いだろう。

本来は雑誌に定期投稿できる程度の知恵と知識の集約、具現化が必要であろうがまったくできていない。

自覚は出来ている。反省もしている。恥ずかしい気持ちもある。

毎年学会発表を繰り返すことと、そのための論文の収集と理解、治療とのすり合わせが必須であろう。

3/24日帰国、25日からの勤務では当面疲れ、時差が体に残りなかなか進めることも難しいかもしれない。

でも進めていくことが使命であることはなぜか強く自分自身に染み込んでおり、
自明の論理として、納得出来ている。

ビラミアッリと現状の差異は差異と呼ぶには大きすぎる。
かろうじて言えることは治療のための場所と時間と患者と治療?
しようとしている者がいるということである。

パンテ先生も他のメンバーもいっているように、
治療に関する情熱と科学的探求をやめることはたやすい。
しかしながら、その情熱を形にすべくこの職業についたわけで、
いやなら他の仕事をすべきなのである。

しかしサラリーマン的といおうか、
日々の労働として、作業としての訓練?にとどまっている者があまりに多い。

自身の探求に対する情熱が冷めたときが辞めどき、食べていくための別の方法論、
治療でないマッサージ、行為の改善を目的としないエステティックであれ、
そのような方向にいくことになるのであろう。
※決してそれらの手技をけなしているのではなく、行為の改善に対して
慰安とリラックスということのみを考えるのは単純すぎるということの想いの表明です。
それらに機能を求め、行為の改善につながるのであればそれは治療と呼びます。

あと7年つまり60歳までは頑張りたい。
どこまでのことができるかはわからないが、ここ一年で近接領域の論文を読み込み、
来年の学会発表を行うこと、さらには勉強会を毎月行うことをまず目標にしよう。

継続は力なり。
高山での勉強会については、なんとか2ケ月に1回の開催ができるようになってきた

シラバスの初回編はできた。10月中に他職種会議も企画している
他の施設や、看護部、医師?にも声をかけるべきか。行い方については逐次相談していく。

学問としての興味深さ、治療に結びつく有用性、そして誰もが行い得る客観性ー科学的側面、
治療者の創意と工夫を生かし得る芸術性、
セラピストは治療者であるとともに、科学者であり、共感と感動を生む芸術家であるべき。

治療の方法に十分な科学的背景をおき、教師であり、哲学者、芸術家たり得る、
それが与えられるとは、なんとしあわせなことか?

責任を十分に感じられる謙虚さと人間性があれば、
学んでいこうとするその方向に水が流れるように、源流が大河になるように技術は広がっていくだろう。

水の流れを止めるのは何か?
冬の寒さで凍りつく、つまりは変化を恐れる心か?
はたまた暑い砂漠で瞬時に蒸発してしまう、考えることを許さないほどの環境の過酷さか?

会長が言ったように、これを解決するのが時間ーつまりは継続であり、
1を2、3としていこうとする意思の継続になるのだろう。

宇宙に出て、他の彗星から物を持ち帰ったハヤブサのように
意志を集中していく仕組みを考えるべきなのだろう。

自分を甘やかしてはいけない。治らないのではなく、常に治せていないことを自覚し、
患者に最良を提供出来ていないことに恥じ入る謙虚さを持ちたい。研究は終わらない。

反省と向上を目指して磨いていくこと、諦めずに10年頑張ろう。
それが行うべきことだと心から思えている。

まず自分から!時間は有限であることを感じ取り、
できる最良を行うが、協力せねば出来ないことも確かである。

目標を設定し、最短の道を探そう。それが患者さんにとって最良の道になるのだから。

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Posted by tatai43  at 21:54 │Comments(0)リハビリ
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